Visual StudioでEmacs風の操作を有効にする
Visual Studioをインストールするたびに設定を忘れるので、メモ。
Visual Studioには標準でEmacsスキームが用意されていて、かなりEmacsに忠実に作られています。
Visual Studioのキーボードスキームを変更
Visual Studioのメインウインドウのメニューから[ツール]-[オプション]、[環境]-[キーボード]、「次の追加キーボードマップスキームを適用」から「Emacs」を選択。
若干、設定を変更する
まず、Visual Studioの大きな利点であるインテリセンスを呼び出すショートカットを変更します。標準だとAlt + /となっているのですが、ノートPCなどのキーボードだとAltキーと/キーは離れていて使いにくいです。そこでAlt + Spaceに変更します。
「次の文字列を含むコマンドを表示」に「入力候補」と入力します。「編集.入力候補」が選択されていることを確認してから、「ショートカットキー」にフォーカスを移動後、Alt + Spaceを打鍵します。「割り当て」をクリックすれば適用されます。
同様に、Ctrl + Hに「1語削除」を設定します。
つまづきそうな点
- Emacsスキームを適用すると、Enterキーのみではインデントがされません。これを回避するにはShift + Enterを使用します。
- マウスなどで選択後、Delキーを押しても選択範囲が削除されません。これを回避するため、私は、Ctrl + Wを使用していますが、ほかの方法はないものでしょうか。